トビタテ!留学JAPAN高校生の奨学金はどのくらい支給されるのか?ココいちばん気になるところ

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money トビタテ

「留学してみたい、でも学校の成績はそれほどでもない。」

あるいは、

「留学したいけど、経済的に余裕がない。」という生徒にとっては、ありがたい奨学金制度が、トビタテ!留学JAPANです。

なんと、給付型の奨学金ですので返還が不要です。

トビタテ留学JAPANで高校生に支給される費用(支援される奨学金)は、いったいどのくらいなのか? ここは、保護者もいちばん気になるところですよね。

公式HPの要項には、以下のようにありました。

派遣留学生には、募集要項に定める「留学期間」及び留学先地域に応じた奨学金を支給します。

年度によって奨学金の額も変わるかもしれませんが、2018年(平成30年度)高校生第4期を例に、トビタテから支援される費用について、備忘録としてまとめてみました。

トビタテ留学JAPANで高校生に支給される費用

トビタテ留学JAPAN(ジャパン)の支給金額は

  1. どの分野なのか?
  2. どこの国(地域)なのか?
  3. どのくらいの期間なのか?
  4. 保護者の家計基準(所得)

によって変わってきます。

保護者の家計基準

はじめに4.家計基準を見ていきましょう。

保護者の所得が基準内なのか、それとも基準を超えるによって支給額は変わります。家計基準とは、「機構第二種奨学金に掲げる家計基準」のことです。

なるべく多くの高校生に留学の機会を与えられるように、家計基準が設けられています。

家計基準を超える家庭が採用される割合は1割ぐらいであると、公式のサイトに記されていました。

トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】Q&A6(1)派遣留学生の要件

家計基準の確認

自分ちの所得が、基準内なのかそれとも超えるかを確認しておきましょう。

独立法人 日本学生支援機構 第二種 家計基準

「大まかな金額の目安は、両親と子ども2人の4人家族で収入が1千万以下なら家計基準を満たす。」と留学フェアで聞いたことがありますが、実際、応募する時に、在校する高等学校へ所得を証明する書類を提出し、家計基準内に相当するのかオンラインで一定の申請を出して判定してもらうようになります。

早い段階で、学校の先生へ連絡して、協力してもらえるようにお願いしましょう。

トビタテの書類作成や提出には、学校の先生の協力が不可欠です!

トビタテの応募には学校の先生の協力が絶対必要!

どの分野(コース)なのか?

トビタテ高校生の分野は4つです。
(高校第4期の時点)

  • アカデミック(テイクオフ、ショート、ロング)
  • プロフェッショナル
  • スポーツ・芸術
  • 国際ボランティア

まず支給額は、以下の3つ、つまり留学の期間(日数)で分けられています。

アカデミック(テイクオフ) 14~21 日間
アカデミック(ショート)、プロフェッショナル、

スポーツ・芸術、国際ボランティア

14~106 日間
アカデミック(ロング) 107~365 日間

 

どこの国(地域)なのか?

地域区分 主な国・地域
(1)北米、欧州、中近東
(一部の国を除く)
アメリカ合衆国、アラブ首長国連邦、イギリス、イスラエル、イタリア、 オランダ、オーストリア、カナダ、クウェート、サウジアラビア、 スイス、スペイン、デンマーク、ドイツ、フランス、ベルギー (※除外国あり)
(2)大洋州、中南米、ア
フリカ、(1)の除外国
アルゼンチン、ウズベキスタン、エジプト、オーストラリア、ケニア、 コートジボワール、チェコ、ニュージーランド、ハンガリー、ブラジル、 ブルガリア、ペルー、南アフリカ、メキシコ、ロシア
(3)アジア アフガニスタン、インド、インドネシア、カンボジア、シンガポール、
スリランカ、タイ、台湾、大韓民国、中国、ネパール、パキスタン、
バングラデシュ、東ティモール、フィリピン、ブータン、ブルネイ、
ベトナム、香港、マカオ、マレーシア、ミャンマー、モルディブ、
モンゴル、ラオス

アカデミック・テイクオフの場合

アカデミック・テイクオフは、14日から21日間(2週間から3週間)の短期間です。
まず

  1. 国(地域)による定額支給であること
  2. そして、家計基準によって支給金額がちがう

行く国(地域)の物価によって違うということでしょうか。

これには、授業料相当額・現地活動費・往復渡航費が含まれています。

そして、実際の支給は、7月下旬から保護者に支給となっているので、夏休みの留学なら、先行して保護者が支払いをする必要がでてきます。

では、トビタテ留学JAPAN公式HP を参照して、具体的な金額を見ていきましょう。

 

【アカデミック・テイクオフ支給金額】

地域区分 家計基準内 家計基準を超える場合
(1)北米、欧州、中近東
(一部の国を除く)
¥360,000 ¥216,000
(2)大洋州、中南米、ア
フリカ、(1)の除外国
¥320,000 ¥192,000
(3)アジア ¥240,000 ¥144,000

(例1)アカデミック・テイクオフでアメリカへ行きたい

家計基準を超えない家庭なら⇒36万円の支給
基準を超える家庭なら⇒21万6千円の支給

(例2)アカデミック・テイクオフでオーストラリアへ行きたい

家計基準を超えない家庭なら⇒32万円の支給
基準を超える家庭なら⇒19万2千円の支給

(例3)アカデミック・テイクオフでフィリピンへ行きたい

家計基準を超えない家庭なら⇒24万の支給
超える家庭なら⇒14万4千円の支給
というふうになりますね。

アカデミック(ショート)・プロフェッショナル、スポーツ・芸術、国際ボランティアの場合

  • アカデミック(ショート)
  • プロフェッショナル
  • スポーツ・芸術
  • 国際ボランティア

うえの4つは、14日から106日間と、期間を自分で設定できます。

  1. どのくらいの期間なのか
  2. 国(地域)による定額支給であること
  3. そして、家計基準によって支給金額がちがうこと

具体的に、行きたい国がどの地域になるかも、確認しておきましょう。

留学地域と支給される金額(青字は家計基準を超える場合の金額
留学期間 (1)北米、欧州、中近東
(一部の国を除く)
(2)大洋州、中南米、ア
フリカ、(1)の除外国
(3)アジア
 14 日以上 29 日以下  ¥450,000/¥270,000   ¥400,000/¥240,000  ¥300,000/¥180,000 
 30 日以上 43 日以下  ¥640,000/¥384,000  ¥540,000/¥324,000   ¥400,000/¥240,000
44 日以上 57 日以下 ¥710,000/¥426,000  ¥620,000/¥372,000  ¥470,000/¥282,000 
58 日以上 71 日以下  ¥780,000/¥468,000   ¥700,000/¥420,000  ¥540,000/¥324,000
 72 日以上 85 日以下  ¥850,000/¥510,000  ¥780,000/¥468,000  ¥610,000/¥366,000 
 86 日以上 99 日以下  ¥920,000/¥552,000   ¥860,000/¥516,000  ¥680,000/¥408,000 
 100 日以上 106 日以下  ¥955,000/¥573,000  ¥890,000/¥534,000  ¥715,000/¥429,000

アカデミック・ロングの場合

アカデミック・ロングは、期間が107~365 日間と、長期です。

  1. 授業料
  2. 現地活動費(月額)
  3. 往復渡航費

うえの費用が定額支給され、現地活動費は、国(地域)によって金額が分けられています。

注意点

注意点があります。
※姉妹校交流に関する協定等により、留学先機関において授業料負徴収または全額免除となっている場合、授業料相当額は支給されません。

受入機関の留学先が授業料を取らない場合は、奨学金は半額ほどになります。留意してください。

まとめ

トビタテ留学JAPAN(ジャパン)は、成績ではなくて、やってみたいことを重視し、経済的に大変な家庭であっても、本人のやる気があれば、官民あげて支援をするという画期的な奨学金です。

高校生に出される費用(支援のお金)は、留学期間、分野、国(地域)、家計基準によって金額が変わってきます。

留学にかかる費用は、よほどお金のかかるプラン内容や物価が高い国でなければ、おおむねカバーされる支給額です。

実際、奨学金が支給されるのは、領収書などの必要書類がそろい奨学金の申請書類を提出したあと、早ければひと月で口座に振り込まれます。
(うちの場合は、申請後ふた月ほどかかりました。)

ただし、トビタテの場合、一定の書類を提出するややこしさがあります。

また、在校する学校の協力も必要です。

しかし、奨学金をいただくには、ややこしいと感じる書類をややこしいと思えなくなるほど要項を読み込むことと、めんどくさそうに見える提出物を、「よし、頑張るぞ!」と決意して、そろえていく気持ちが大事になるのではないかなと、と思っています。

でも、ホントに要項は分厚くて理解するに時間がかかります。
提出物も、多いです。

何度も読んで、実行性のあるプランを練り、自分のものにしてださい!

がんばりましょう!

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