トビタテ!留学JAPAN高校生コースには、
4月入学の新高校1年生が応募できるアカデミック(テイクオフ)分野があります。
応募の締め切りは2019年4月22日、高校からのオンライン申請です。
高校受験の真っ只中に計画をねり、入学後に高校の先生方と速攻で打ち合わせをする必要があり、たしかに準備がたいへんです。
しかし、2019年第5期は今までにない
ビッグチャンス!です。
なぜなら、採用(支援)予定人数が大幅に増えているからです。
2年前、うちのバルはが受験生の時は、高校に入学してすぐの応募はあきらめてしまいました(^^;)
時間がなさすぎるということと、募集内容についてもよく理解できなかったことが理由です。
うちみたいに、あきらめたケースもあるかもしれませんね。
その時のことを振り返りながら、疑問点など応募の流れと方法についてまとめてみたいと思います。
トビタテの応募を考えている新高校1年生の参考になれば幸いです。
はじめに
まずは、公式HPのトビタテ高校生第5期の募集要項などをダウンロードして、じっくり読んでみましょう。
募集要項はとても難しく感じるかもしれません。
しかし、トビタテは大事な奨学金をいただいて行く留学です。
その責任を果たすためにもしっかり読んでいきましょう。
参考までに、昨年の第4期とくらべて違う点・感想はこちらで紹介しています。
アカデミック(テイクオフ)分野とは
新高校1年生が応募できるアカデミック(テイクオフ)分野とは、どんなものでしょう?
トビタテ公式HPには、以下のように書かれています。
アカデミック(テイクオフ)分野
海外の語学学校等において外国語の習得を主たる目的とするプログラムに参加するとともに、留学先で外国語を用いて異文化交流を行うもの。
例)外国語の学修を目的とした大学等のサマースクール・語学学校への通学留学期間:14~21日間
(参照: 第5期募集要項P3より)
「外国語の習得を主たる目的とする」とありますので、英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・中国語などなど、外国語はすべて含まれます。
語学学校などに通い、語学そのものを勉強するのがアカデミック(テイクオフ)となります。
2019年第5期現在、トビタテの高校生コースには以下の分野があります。
- アカデミック(テイクオフ)
- アカデミック(ショート)
- アカデミック(ロング)
- プロフェッショナル
- スポーツ・芸術
- 国際ボランティア
このうち、高校を受験する新1年生が応募できる分野が、アカデミック(テイクオフ)です。
余談ですが、以前、バルはトビタテに応募する際、分野の違いがイマイチ分からずこんがらがったことがあります。
ショート??
違いがよく分からない・・
トビタテの分野について、まとめたものがこちらです。
トビタテ高校生の分野はどこがどう違うのか?こんがらがってきたので整理してみた
トビタテはどの分野に応募するにしても、どうしてその語学を(その分野を)勉強したいのか、理由を明確にすることが大事になります。
例をあげると、以下のような感じだと思います。
「将来アナウンサーになりたい、そのために国際感覚を身につけたい。だから英語を学びたい」
「建築に興味があり将来は設計士になりたい、そのために有名な建築物のある●●●という都市で語学を学びたい」
なぜ?どうして?だから、そのために、と自問自答してみましょう。
トビタテの応募には「留学計画書」が必要です。
自分の夢や将来の希望を織りまぜながら、留学の理由がはっきり分かるように「留学計画書」を作成してみてくださいね。
トビタテ高校生留学計画書の書き方何を書くの?どうやって書くの?
採用(支援)予定人数
2019年第5期の新高校1年生アカデミック(テイクオフ)分野の採用予定人数は、120名です。
前年の2018年第4期の50名でしたので、今年は2倍強の採用予定です。
分 野 名 | 支援予定人数 | ||
アカデミック | テイクオフ | 新高校2~3年生 | 240名 |
新高校1年生 | 120名 | ||
ショート | 120名 | ||
ロング | 20名 | ||
プロフェッショナル (未来テクノロジー人材枠) |
100名 (うち60名) |
||
スポーツ・芸術 | 100名 | ||
国際ボランティア | 100名 | ||
合 計 | 800名 |
ここで、ひとつ疑問です。
新1年生は、アカデミック(テイクオフ)以外の分野は応募できないのでしょうか?
第5期の募集要項には、以下のように記載されています。
(2)新高校1年生の生徒等が応募する際の注意点 2019 年度に高校1年生相当の学年に進学・進級する生徒等については、 「アカデミック (テイクオフ)新高校 1 年生」に応募することができます。また、2019 年1月 29 日時点 で 2019 年4月以降の在籍校が決定している生徒等(※1)はアカデミック(ショート、 ロング)プロフェッショナル、スポーツ・芸術、国際ボランティア分野も応募することが 可能です。
※1 中等教育学校又は併設型の中高一貫教育校の中学校(※2)に在籍する3年生、2019 年 4月に入学する高等学校等を通じた応募が可能な方を指します。 ※2 学校教育法第 71 条に定める高等学校入学者選抜を行わずに、同一の設置者による中学校 と高等学校を接続する形態の学校を指します。ただし、現時点で併設型の中高一貫教育校と 同等の形態を持ち、数年以内に中等教育学校又は併設型の中高一貫教育校への移行を予定し ている学校も対象となります。(参照: 第5期募集要項P9より)
新高校1年生については、次のように考えられます。
- 高校を受験する新高校1年生は、アカデミック(テイクオフ)のみ応募可能である。(締切りは4/22)
- 中高一貫校などに通う生徒は、テイクオフ以外のアカデミック(ショート)、アカデミック(ロング)、プロフェッショナル、スポーツ・芸術、国際ボランティア分野も応募することが可能であること。(締切りは1/29)
つまり、中高一貫校などに通っていてすでに入学の許可が高校から出ている新1年生は、プロフェッショナル分野やスポーツ分野に応募できるということですね。
実際に、中高一貫に通っていたある先輩は、中学3年生の時にトビタテに応募し、アカデミック(ロング)分野に採用されました。
その場合、応募の締め切りが1月29日と早い時期になることに注意しましょう。
そして、高校を受験して入学する新1年生は、アカデミック(テイクオフ)のみ応募が可能となります。
ここで、もうひとつ疑問です。
中高一貫校に通う新1年生が、アカデミック(テイクオフ)に応募する場合の締め切りは、1月29日なのかそれとも4月22日なのか?です。
新1年生アカデミック(テイクオフ)の締め切り日が4月22日ですので、中高一貫校などに通う生徒さんも同じ締め切り日だと思うのですが、正解かどうかわたしも確信はありません^^;
どなたか分かる方がいらしたら教えてください。
応募の方法
新高校1年生が応募できるアカデミック(テイクオフ)の応募は、入学する高校からのオンライン申請です。
各家庭や個人、中学校からの応募はできません。
締切りに間に合うように、早めに学校にデータや必要書類を提出しなければいけません。
入学する高校の先生の理解や協力なしには、応募はできないのです。
選考方法
新1年生のアカデミック(テイクオフ)の選考方法は、ほかの分野とは異なります。
2次の面接がない代わりに、「留学計画書」とともに、「留学に対する思いを語る動画」を撮り、所定の方法で送る必要があります。
うちは新1年生の時に応募してないため、動画のことがよく分からず以下は想像です。
動画は、面接官がカメラの向こうにいると想定し、留学計画書に書いたことを自分の言葉で堂々と分かりやすく訴えることが大事なのではないでしょうか。
ほかの分野の二次面接のイメージかなと思います。
動画の撮影や投稿の方法については、公式HPの手引きに詳細があるので、それにのっとって作成し投稿しましょう。
このように、新高校1年生のアカデミック(テイクオフ)分野は、ほかの応募分野と比べると募集期間と選考方法が異なります。
必ず高校に入学しないと、応募もできません。
高校へと進学するとても忙しい時期に、留学計画書や動画を作成するのは、本当にエネルギーのいることです。
大変なところをあえて挑戦するわけですが、得るものも大きいはずです。
高校1年でトビタテでの留学を経験すれば、きっと高校生活自体も充実したものになるでしょう。
トビタテの応募を考えている新高校1年生の皆さん、頑張って下さい!
応援しています。
トビタテに応募するさいに必要な「留学計画書」の書き方、何を書くのか、どう書くのか、バルの体験記をこちらで紹介しています。
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