「トビタテ!留学JAPAN 高校生コース」の書面審査に合格したあとに、面接審査が行われます。
昨年2018年(第4期)合格させていただいた、うちの高校生バルの例をもとに、面接にどのようにのぞんだかを、以下の3点に分けてまとめてみました。
- どんな服装で当日の面接にのぞんだか?
- プレゼンテーションはどのようにおこなったか?
- 質疑応答の準備と、実際に面接で聞かれたことはなにか?
参考になれば幸いです。
どんな服装
昨年度、面接の服装規定は、特にありませんでした。
実際、学校の制服でのぞんだ人もいるし、私服の人もいました。当日の会場には、浴衣の女子もいましたし、スポーツをする格好の生徒もいました。
バルは、留学する自分を思い浮かべて、どんな格好が一番よいかを考えて、「よし、これを着て行く!」と決めたのが、なんと作業着でした。
「マジ?その格好で?」とわたしも驚きましたが、「うん、これが一番自分の気持ちが表現できるから」とのことでした。
作業着に長ぐつを履いて行ったので、「めちゃ、勇気あるわ」と思いましたけどね。
服装は自由ですので、留学する自分をイメージして決めると良いと思います。
服装で合否が決まるわけではありませんので。
プレゼンテンション【3分】
内容と使用するものについての注意は以下のとおりでした。
- なぜ留学したいのか?
- 何を学びたいのか?
- 留学先の国や機関を選んだ理由など
- 留学に対する思いを具体的に述べる
- 写真や資料、物などは使ってもよい
- ただ会場にはプロジェクターなどの機材はない
提出している「留学計画書」にもとづいて、どうしても行きたいんです!という思いを込めて、面接官にいかに分かりやすく伝えられるかがポイントです。
バルはプレゼン用に文具屋さんで、大きめの無地のリングノートを買ってきました。100均でも売ってます。
留学先の国のこと、なぜ行きたいのかの理由、将来の夢、今やってることなどを、写真や文字にしてパソコンで印刷し貼ってました。
プレゼンの時間は3分です。
めくる用紙が多すぎても分かりにくくなってしまうので、6枚くらいにしぼり、1枚につき20秒から30秒を目安に原稿を作ってました。
はじめのうちは、なんだか原稿を棒読みしている感じでしたが、面接官の目をみて気持ちを込めるように練習していました。
学校の担当の先生にも何度か見てもらい、修正を重ねていました。
当日は、バルのように手持ちでノートをめくりながらプレゼンする人も多かったそうです。
中には、しっかりした台を準備している人、会場の外でギリギリまでプレゼンの練習をしている人もいました。
緊張するでしょうけど、落ち着いて、ゆっくりと大きな声でやってみてくださいね。
質疑応答【9分】
プレゼンが終わると、すぐに質疑応答が始まります。
時間は約9分間です。
トビタテの先輩から、「英語で自己紹介とか、説明してみてと言われたよ」と聞いていたので、いちおう準備はしていました。
きっと、緊張で頭が真っ白になり、英語もしどろもどろになるだろうと心配に思ってたそうですが、さいわい、英語での受け答えはありませんでした。
バルが質問された内容は、以下のことがらです。
- 留学計画書に書かれていることについて
- 万が一、留学先でトラブルにあったら、どう対応するか
- ホームステイ先で計画していること
面接官は2人で、始終、アットホームな感じで接してくれたそうです。
面接が終わっての正直な感想
面接の最後に、面接官のかたにこう励まされたそうです。
「トビタテに挑戦し、今日面接を受けたことじたいが素晴らしいことです。そのことに、自信を持ってくださいね。」
それを聞いて、正直「これは完全に落ちたな・・」と思ったそうです。
でも「全力は出した、悔いはない!」「よし、忘れよう!」と開き直って帰ってきました。
トビタテ合否の発表は、新学年にあがっての4月です。
合格したら、ものすごい勢いで準備をしなければいけません。
特に、夏休み中の留学を予定してる場合は、準備期間は3ケ月ほどしかありません。
英会話などの語学練習は必須ですし、トビタテならではの日本の文化を伝えるアンバサダー活動の準備もあります。
そのほか、空港までの手段、国内・国際線の手配、スーツケースなど持ち物などなどもろもろです。
少しづつ準備をはじめてくださいね。
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